サロマ湖近郊のサンゴ草

道東びいきの私のために、今回の目的は「サロマ湖のホタテを食べること」になりました。
この時期に道東を回るのは、ライダー時代から数えるともう何回目か判らないほどです。
それでも今年のサンゴ草は一番きれいでした。
どの季節よりも、秋の北海道はきれいだと思います。

今回一番心配なのは長距離ドライブにタロが大丈夫かどうか。
だっこしてあげて落ち着かせながら出発です。
20キロのタロを抱っこしつづけるのは、かなり大変でした。

サロマ湖の道の駅にて

少し登った所に牧場がありました。

タロ　：　いいにおい。
　　　　　 よろしくっ！

モモ　:：　あたちはもう慣れてるもん。

ポニー　：　変なやつがいるぞ。
　　　　　　　なんだ コイツ。

祖先は馬と一緒に仕事をしたという話が残っていますが、それにしても馴染んでいるタロ。前に近所のポニーに追いかけられたのを忘れているようです。

パパ・ママ　：　タロ、戻って。
　　　　　　　　危ないからね。

タロ　：　おいらは馬。

ポニー　：　どれどれ。

パパ・ママ　：　タロ、戻っておいでっ！

タロ　　：　　いやだもーん。
　　　　　　　おいらは馬っ。

ポニー　：　しつこいなコイツ。

パパ・ママ　：　タロッ！（怒）

タロ　：　おいら馬だもん。

ポニー　：　ちょっと蹴ってやる。

・・・本当に蹴られそうになるタロ。
このあと柵から引っ張り出されて本気でおこられました。
犬は本当に馬が好きなようです。

富里湖森林公園キャンプ場

今回の宿は犬連れOKで持ち込みテント一張り340円という、すばらしく安い上に管理が行き届いた宿です。
トイレがとてもきれいな上に、芝生なんて、どうやったらこんなにきれいに維持できるのか教えて欲しいくらいでした(^^;

ここで初のテント泊をするタロは、興味深々。ももちゃんは慣れたもので、初めての時は恐がって入らなかったのが嘘のようです。

層雲峡

さすがに９月になると観光客も少なくなってきました。
ここでは夜中に濡れたテントを干して少し休憩しました。
とってもきれいな青空でした。

北海道でも景勝地として有名な滝には目もくれず、あちこち探検するモモタロ探検隊。

今回のキャンプでタロはずいぶん車に慣れたようです。
小型犬は、乗り物に酔いやすいと聞きますが、タロは種類で言うと大型犬の部類に入ります。そんなに弱いはずはないと思ってはいたものの、これでようやく安心して出かけられるようになりました。
最近ももちゃんがとっても落ち着いてしまって老犬のようです。
それにくらべて、タロは元気いっぱい！ももちゃんは子守りに疲れたんでしょうか(^^;

タロは元気いっぱいでも、「おうちルール」はちゃんと学習してくれて、ウッドデッキから逃げ出したり、トイレ以外のところで用を足さなくなりました。
子育ても一段落といったところです。
犬は半年までは、あかちゃんと一緒。１年まではやんちゃぼうずと一緒です。
あと半年は大変な時期が続きますが、今のところ躾は順調です。
食べてるものを途中で奪っても、怒りません。耳掃除、爪きりの時はじっとしています。

高度な芸をする優秀な犬であるよりも、人に対する愛情を持った犬になってほしいという願いは、今のところ叶っているようです。