家を建てるとほぼ同時に、猟犬系の血をひく犬を飼ったため、週末は近所の森へ行くのが行事となっています。 これは冬でも、よっぽどの吹雪でないかぎりは、欠かすことがありません。
週末でも家でPCに向かって仕事をしているような二人なので、外に息抜きにいくにはぴったりの距離です。 深雪の中を歩くのはとても体力を消耗するので、 ここ数年はスノーシューを買うかどうかの判断をぼんやり検討しています。
毎年検討はしつつも、近所ではあまり扱っていないこと、良し悪しも判らず試しに買ってみるにはけっこうな値段のため、二の足を踏んでいました。
そうこうするうちに、昨年お向かいのお宅から、新品の「かんじき」を一つもらいました。
これであとは 「私の」スノーシューを買えばいいな、と。
折りしも昨年、JAFの特集を見てからというもの、現実味を帯びてきました。
北海道に住んでよかったと思うのは、ちょっと郊外に出ると、こういった感動的な風景がそこらじゅうに広がっていることです。
関東人にはもう、こんな風景は憧憬でしかありません。
この景色を見に、今年こそ糠平湖へ行きたいと思っていたら、KAZがこんなものを作り始めました。
・・・らしきもの。（笑）さすがに私も驚きました。
まさかここまでやるとはね。
ベニヤ板と、シダー材の木っ端で作ったこのかんじきで、さっそく庭を歩いてみると、雪が貼り付いて高下駄になるようなので、スキーのワックスを塗りこむことにしました。
事前のチェックはこんなもので完了。いざ出発です。
この橋を見るためには、札幌圏からだと高速で旭川を抜けた先、大雪山のふもとを抜けて行くので、片道5時間ぐらいかかります。
かなり遠いのですが、行きたいと思っていたので、決行しました。
・・・が、デジカメは持ったものの、メモリーカードを忘れて残念ながら画像はケイタイ電話でとったもののみ（TT)
悔やまれてなりません。
ちなみにこれはKAZのケイタイでとったもの。
行って実際に見て思ったのは、やっぱり北海道はすごい！ってことです。
ネイチャーツアーでガイドさんがスノーシュを履いた人たちを連れて来てましたが、こぼれ聞いたところでは、コンクリート橋とはいえ、極寒のため氷と夏の風雪で一年に５０年ぶんの劣化が生じるんだそうです。
そのためあと何年この姿を見れるかといったものらしいです。
このすばらしい景観を見ることができて本当によかったと思います。 ちなみに右のほうの写真２枚に載っている人影と点は私とももちゃんです。
どれくらいの大きさか、少し判るでしょうか？