※このページは2003年1月に作成したものです
北海道の冬の楽しみはスキー・スノボばかりじゃありません。 年末年始の、周りの家がみんな帰省をしているころ、 我が家では、冬の楽しみのひとつ、ワカサギ がい つ 釣れるかと心待ちにしています。 私の家から１０分ほど車で走ると、石狩川の土手が あり、時期になると、釣り人がテントを建てて 釣りをたのしみます。 厚く張った氷の上に、アイスドリルで穴を開け、 テントを建てるのですが、これが驚いたことに、 遊 漁料を取らない管理されていない場所なんですね。 つまり、氷の上を本当に歩いて大丈夫かどうかは、各 個人の責任・・・！ なかなか勇気がいります。
ワカサギっていうのは、長さ10ｃｍ程度の小さな魚です。 白身で淡白なので、揚げて食べるのが一般的です。 ウチでは、たいていエスカベッシュとフライにします。
これは１/２日の釣果。 入れ食いとは正にこのこと！っていうくらい釣れました。 しかも、針に食いつくのは一匹だけではありません。 だいたい、３匹から５匹ぐらいが食いつくので、餌をつけ てたらす時間のほうが明らかに長いという状態でした。 翌日も同じ状態だったので、この二日だけで６００匹ぐ らい釣ったことになります。
ワカサギつりは、釣りをしたことがない人でも簡単に始められます。 道具は釣りざおのセットが2千円ぐらいで買えますので、それと餌のアカムシ、コマセなどを釣り具店などで用意します。 あとは、氷に穴をあけるアイスドリル（6千円から1万円ぐらい）と、寒さ除けのテント（ピンキリですが5千円から2万円ぐらい） があればいいのですが、最初はそれらを持っている人に連れて行ってもらうのがベストです。 私たちは、特に漁業権もいらないようなところでやっているので、疲れてきたらすぐ引き上げます。 それでも、やはり氷の上は寒いので、ハッキンカイロなどを持って行きます。 初めて連れて行ってもらったときに持っていった、使い捨てカイロは、凍ってしまって使い物になりませんでした。 激寒です。覚悟して行きましょう。 ここで、我が家的アイテムの紹介をします。他に類を見ないと思われるのですが、お風呂のマットと、お風呂椅子を用意します。 アウトドア派の私は、三脚椅子などもいくつか持っていたのですが、氷の上においては、めりこんでしまいます。 で、お風呂マットを持っていき、その上にじかに座るか、お風呂椅子に座って釣るのです。 ホームセンターで間に合わせで購入した我が家のテントはとても小さいため、せまいスペースで快適に過ごすために考えた方法です。 これが案外快適なんです。