[北海道] _ 北の大地のWebクリエイター _ コラム「SEO対策（コンサルティングの必要性）」

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2003/11/30 (Sun)

■ SEO対策（コンサルティングの必要性）

10月08日付けのコラム「SEO対策」以降、随時お伝えしている当サイトのSEO対策（検索エンジン最適化／サーチエンジン対策）ですが、最近の順位変動を時系列データとしてまとめてみました。

2003/12/13 『SEO対策（調査結果月報）』　今月の検索順位の変遷

上記のページで示しているように、週ごとに若干の順位変動はあるものの、全体としては着実に順位が上がっているといえます。これすなわち、当サイトの「SEO対策（サーチエンジン対策/検索エンジン最適化）」の手法が正しく、効果を挙げている証拠と言えるでしょう。

とはいえ、当サイトは何か特別なことや一般の方にとって困難なことを行っている訳ではなく、SEO対策として行っていることと言えば、ページの内容を考慮して適切なキーワードを選択すること、そして内容に相応しい紹介文を考えること、さらには HTML のタグ付けの意味を考えて、より適切な・正当な HTML を記述するように心がけること、飾り付け（レイアウト位置やスタイル、動的な表現のための JavaScript など）は外部に記述すること、といったところでしょうか。

ただ、現状では「ホームページ作成ソフト」が無ければ HTML を記述できない「Webデザイナー」が氾濫しているのも事実ですし、フラッシュを多用しすぎて「プラグインが無ければサイト自体見ることが出来ない」ような Webサイトを平気で作る制作会社も同様に、「より正当なHTMLを記述することが、SEO対策の第一歩である」という事実を判っていないか、または判っていたとしても「正しい HTML を記述するための人材が社内に居ない」、あるいは「制作費用が安すぎて（または制作時間が短すぎて）正しい HTML を考慮する余裕が無い」ままに作られたサイトが多いように見受けられます。

Web は、どんなに見た目が凄くても、まずは世の中に知られることが前提の世界です。
実店舗であれば、そこに存在するだけで「目に見えます」が、Web の世界はいわば「停電している闇夜の都会」。どこに何のお店があるのかさっぱり判りません。
そのために、自分に必要な情報がどこにあるのかを探すための仕組みが検索エンジンであり、その結果として「紹介されたお店」に行くわけです。これは Webサイトの側からすると、検索結果に載せて貰わないことには「闇夜に看板の照明が消えた店舗」状態のままですから、誰も訪れては来ませんし、何ら売上げにも寄与しません。なにしろ新規のお客様がみえられる可能性が極めて低いのですから。

そういったことを考えてみると、SEO対策を出来ない（または行う余裕が無い）制作会社や Webデザイナーに自社の Webサイト制作・管理を任せっきりにするのは、非常に勿体無いというか、無駄にお金を捨てているのと同じではありませんか？

もちろん、「SEO対策だけ」では、何も出来ません。来て頂いたお客様に対して、求める情報・必要な情報を判りやすく提供し、満足していただけるサイト作りが不可欠ですし、そのためには「自社は Web を通じてお客様とどのようにお付き合いするのか」という基本的なスタンスの確立から始まって、「対象となるお客様」「提供する情報」「当サイト内における流れ（動線）」「サイトが与える経験と印象」といったコンセプトの練り込み、さらにはインターフェースデザインと操作性・判りやすさなどの「ユーザビリティ」も考慮する必要があります。

つまり、「Webサイトを立ち上げる」ということは、上記のような様々な項目を検討する必要があるわけで、「Webサイトは安く作れる」とか「制作会社にお任せして簡単に」「頼んだらすぐに作って！」というような安易な前提は成り立たないんですね。
Webサイトが SEO対策だけでは成り立たないように、「Webサイトを作る」という行為そのものも、制作会社だけでは（有用なWebサイトを作ることは）無理なのです。主体は「依頼元」であって、「制作会社」は「要望をカタチにする」技術とサービスを提供するわけで、その「要望」を具体的な情報として纏めるために必要な作業が「コンサルティング」なのです。

ですから、コンサルティングを無視してデザインコンペで制作会社を決めるのは、お芝居のカキワリ・映画のセットを見て建設会社を選ぶようなものであり、そんな馬鹿な真似をしても何も良いことはありません。またコンサルティングに掛かる時間や費用を積算してこない制作会社も止めた方が良いでしょう。
一般に「フラッシュ」を多用したり「デザイン」をウリにする制作会社は、前述の「正しいHTML」や「効果的な SEO対策」の知識も実力も無いケースが非常に多いのです。

もし、その制作会社の実力が不明なのであれば、Webサイト制作に関するキーワードをいくつか考えてから、そのキーワードを使って検索してみてください。
本当に実力のある制作会社なら、検索結果のそれなりの場所（順位）に表示されるはずです。
逆に言うと、自社の順位さえコントロールできない程度の制作会社の営業担当が何を言おうと、そんな実力ではクライアントのサイトが検索にヒットするように作りこむことも、ましてや検索結果の上位を狙うような SEO対策まで施すなんて、とても無理。
そうなると、せっかく Webサイトを作ってはみたけれど、思うように来訪者数も伸びず、ましてや期待していた売上げにも繋がらず、いたずらに管理費や更新費用がかさむだけで無駄に支出だけが増えていく。そんな、数多の「負け組 Webサイト」が一つ増えるだけで終わってしまいます。

そろそろ考え方を変える時期ですよね。
● 努力も無しに簡単に作った Webサイトでは、結果なんて期待できません。
● 伝えたい情報を整理しない限り、お客様に理解して貰える筈もありません。
● 見た目ばかりを派手にしても、来訪者にとっては迷惑なだけです。
● デザイナーの自己満足みたいなフラッシュなんて読み込む時間が無駄なだけ。

真面目にお客様のことを考え、判りやすさ・使いやすさをカタチに作りこもうとすれば、依頼元と制作会社の二人三脚は不可欠ですし、何と言っても「二人三脚」ですから最初にしっかりと意気投合するまで打ち合わせなければ「サイトを通じて売上げに貢献する」といったゴールまで辿り付くのは難しいのです。
でも、この段階でしっかりと「基礎」を固めておけば、そこには同業他社を寄せ付けないほどの来訪者数を獲得できる「優良サイト」が出来上がる可能性が非常に高くなります。

この景気では、「いかに安く」「いかに早く」が求められるケースが非常に多いかと思いますが、同時に「無駄なものを作っても意味が無い」という点も考慮した「将来を見越した必要なコストを注ぎ込む」サイト制作の案件が徐々に増えているのもまた事実。

御社はどうでしょう？
今のお金を惜しんで投資を控え将来に不安を残しますか？
それとも、明日の結果を信じて今日の投資を行いますか？
　・・・選ぶのは、常にご自身です。

※ 上記の実績を鑑み自社サイトのアクセスアップ・SEO対策に関するコンサルティングやサイトリニューアルのご依頼・ご相談などの案件がございましたら、是非「北の大地のWebクリエイター Web Creator in NorthernLand 」までご連絡ください。
　Web Creator in NorthernLand 管理人拝

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